越後屋の『学び合い』帳

東京の高校国語科教員。『学び合い』と授業とクラスと。

あげたいから

配布したプリントをなくした生徒がいた時、先生方はどうしているのでしょうか。
教員になってから、私はいろんな考えを行ったり来たりしています。

  • 生徒の学びが促進させるなら、再配布なんてお安い御用だ。
  • 再配布なんかしたら、生徒にとって、なくしたことの責任を取る機会がなくなる。
  • なくす生徒がいることを見越して多めに印刷するのはいいけど、紙資源がもったいない。

などなど。何を目的とするかによって、対応もいろいろあると思います。

現在の環境では、申し訳なさそうに「もう一枚ください」と言いに来る生徒もいれば、誰かにコピーさせてもらう生徒もいます。まれに、例えば提出物ならルーズリーフなどの別の紙に書いて出す人もいます。それ自体はいいのですが、「先生に怒られないため」の努力としては涙ぐましいものがあります。コスパが悪すぎます。

詳細は書きませんが、先日、「俺があげたいから、あげます」という対応を取りました。そのまま言葉にして。私にとって初めてのことでした。
そういうこともあるよな、と思いました。