越後屋の『学び合い』帳

東京の高校国語科教員。『学び合い』と授業とクラスと。

【現代文】城の崎にて

課題ステップ制

今回から、課題を「ステップ」ごとに分類しました。正確には、分類はこれまでもしていたのですが、「ステップ1」というようにプリントに明示するように直しました。課題ごとの目的を、これまで以上に意識してもらいたかったのです。

  1. ステップ0 語彙
  2. ステップ1 正確に読むための課題
  3. ステップ2 正解のない問いに自分なりの答えを出す課題

「ステップ1」は、教科書の脚問や「学習の手引き」を、ほとんどそのまま使いました。

解釈のアブダクション・モデル

以前の投稿でも触れた「解釈のアブダクション・モデル」を、とにかく反復しています。
e-chigoya.hatenablog.jp
わざわざ「解釈」をするのですから、正解が一つに決まるような問いでは意味がありません。
今回は、

蜂、ねずみ、いもりの死について、「自分」の死生観に影響を与えた順位をランキングし、根拠と理由を説明しなさい。

という課題を考えました。小動物の三つの死は、もちろんすべてが「自分」*1の死生観に影響しています。それを、敢えて順位付けしろというのです。
この場合の評価規準は「説明できるかどうか」となります。400字の説明文を書いて提出してもらい、3段階で評価します。
この課題に進んだクラスでは、とにかく議論が尽きないようでした。提出物を読むのが楽しみです。

*1:生徒ではなく作中人物