越後屋の『学び合い』帳

東京の高校国語科教員。『学び合い』と授業とクラスと。

授業

チャンク

先ほどのエントリーの補足。 【漢文】晏子之御 - 越後屋の『学び合い』帳漢文を2学期最初の単元に選んだのは、 主語 述語 目的語 補語 という要素を意識できるようになってほしかったからです。ごく単純に言えば、 何が、何を、何に、どうした。 という4点を…

【漢文】晏子之御

課題0 指示に従い、教材文を①~⑰に分けなさい。課題1 教材文を書き下し文に直しなさい。ノートに書くこと。 〈目的〉書き下し文のきまりを理解する。 〈クリア条件〉。教三四八頁の「書き下し文のきまり」を守っている。ミスは三箇所まで。課題2 返り点が…

今日の語り

無理しちゃってるかなぁ。 それとも、手を抜いているかなぁ。 いま自分に、仲間に、優しくしてるかなぁ。 それとも、甘やかしてることになるかなぁ。 その線引きは、その都度、考えていくしかないよね。 そういうことを考える勉強と、漢文の勉強と、同時にや…

根拠>理由>解釈

しばらく前から、以下の思考のプロセスを想定していました。 本文のどこそこに○○と書かれている。(記述) それは△△という意味である。(解釈) だから、〜〜と言うことができる。(結論) 真ん中の段階を雑にしてしまうと、他者に納得してもらえる説明はできませ…

規準・基準

(没原稿供養) 規準と基準 何ができればよいか(規準)が決まったら、どれだけできればよいか(基準)を決めることになります。これが決まっていないと、実際に授業が始まってから大変困ることになります。いわば、規準(のりじゅん)は向かうべき方向を示す…

目的・目標・手段の関係

(没原稿供養) 目的・目標・手段の関係 以前担任したクラスで、文化祭でかき氷を販売したことがありました。赤字を出すわけにはいかないので、目標は「2日間で1000食を売り上げること」となりました。そして、それを達成するために魅力的なレシピを考えたり、…

梅雨の古文文法

勤務校はジャンルとしては専門高校に属しています。ひどく偏狭な理解ではありますが、わかりやすくいうと、いわゆる「理系」の学校です。そのため、国語の単位数は最低限しかありません。現代文分野と古典分野のバランスには気を遣います。いまようやく、古…

指名なし発言

今年度は、「各自が考えたことを全体でシェアしよう」という時間を設けることが多いです。 シェアタイムと呼んでいます。初めは私が捌こうとしたのですが、生徒はてんでバラバラに発言するので、とても捌ききれません。 (今まで「発言を捌こう」なんて思って…

研究授業見学

初任者の先生の研究授業を見学しました。 学校設定科目なので、内容についてはサッパリわかりません。授業の構造だけを意識して見ました。自分にどれだけ「授業を見る目」があるのか、試されます。 二年次の先生も見学していたので、「この授業をどう見るか…

特にない

「教員は教えない」という点については、こんな伝え方をしています。 「私にしてほしいこと」 「私じゃないとできないこと」 「私がしたほうがよいこと」…が、あれば、遠慮なく言ってください。教員も皆さんの道具の一つです。特になければ、私からは何も言…

目的と手段の循環構造

学校観 『学び合い』の「学校観」は、その時々によって細かな文言に違いがありますが、核心は次に挙げるポイントだということができます。 「多様な人と関わる」ことを手段として、自らの課題を解決する。 解決したことによって、「多様な人と関わる」ことが…

スラスラ読む

4人グループを作り、15分ほど「句読点読み」で練習したあと、クラス全員で音読テストに臨みました。 ルールは以下の通りです。 句読点が出てきたら交代する。 あたかも一人の人が読んでいるかのように、トーンやテンポを一定に保つ。 つっかえない。 噛まな…

ペア音読

1年、国語総合。 内田樹「届く言葉」(東書)内容理解には入らず、初めは音読に徹する予定です。 まずはペアでマル読み。これはO先生に教えていただきました。すぐに自分の順番が回ってくるので、音読の量を確保したい時には絶好の方法です。これまで、音読の…

アクティビティ「記名」

自分の勉強道具に名前を書いておくのは大切なことです。名前がないと、拾った人が困ります。今年の授業開きは、「3分以内に、全員が5種類の道具すべてに油性ペンで名前を書く」という目標から始まりました。いっそ、名前を書くことをアクティビティにしてし…