越後屋の『学び合い』帳

東京の高校国語科教員。『学び合い』と授業とクラスと。

『学び合い』

“モデル”授業

研究協力者 武蔵大学の教職課程科目の研究協力者として、国語科教員免許状取得希望の学生さんを対象に、モデル授業をやらせていただきました。 教材は 以前のエントリーにもある漢文『史記』「晏子之御」にしました。 【漢文】晏子之御 - 越後屋の『学び合い…

自習室

1学期は協働の部屋だけでしたが、「静かな環境で勉強したい」という生徒の声を受けて、選べるようにしました。 選べることが大切です。 職員室PCのパワポで作りました(笑)。

今日の語り

先日の投稿 立候補 - 越後屋の『学び合い』帳 にしたがって。 ちょっとチャレンジしたいなぁ、してもいいかなぁと思える人が、気軽にチャレンジできる空気っていいよね。 「あいつ頑張っちゃってるぜ」とか 「あー、間違えてるよ」とか 足を引っ張り合う空気…

相互採点

GTOさんの投稿を読み、相互採点について補足しておこうと思いました。 実践者からの気づき - GTOのブログ 『学び合い』で楽しい学校生活 評価基準公開の原則 『学び合い』に基づく授業では、学習活動をほとんど任せるわけですから、ゴールを明確に示す必要が…

立候補

全員達成 授業においては、どんな形であれ、目標がなければなりません。目標を設定すれば、どんな形であれ、それに対応した評価がなければなりません。 さらに、それが『学び合い』に基づく授業であれば、どんな形であれ、「誰一人見捨てられない集団にする…

【現代文】水の東西

furu-tさんのブログで 「表による対比」が紹介されていました。 「表による対比」を使いこなせ!: furu-t 学び続ける日々 このように、対比を整理する際は「対比の観点」が欠かせません。 『水の東西』 高校1年生で「対比」といえば、『水の東西』です。今年…

ふらり途中入室の授業

のびのびとした参観 学年の先生方には、これまでにも授業に入っていただいている。当初は、従来的な価値観からするとビックリするような授業をやっていることへのエクスキューズが主目的だったのだけれど、それはすぐに必要なくなった。認知されているという…

今日の語り

無理しちゃってるかなぁ。 それとも、手を抜いているかなぁ。 いま自分に、仲間に、優しくしてるかなぁ。 それとも、甘やかしてることになるかなぁ。 その線引きは、その都度、考えていくしかないよね。 そういうことを考える勉強と、漢文の勉強と、同時にや…

規準・基準

(没原稿供養) 規準と基準 何ができればよいか(規準)が決まったら、どれだけできればよいか(基準)を決めることになります。これが決まっていないと、実際に授業が始まってから大変困ることになります。いわば、規準(のりじゅん)は向かうべき方向を示す…

目的・目標・手段の関係

(没原稿供養) 目的・目標・手段の関係 以前担任したクラスで、文化祭でかき氷を販売したことがありました。赤字を出すわけにはいかないので、目標は「2日間で1000食を売り上げること」となりました。そして、それを達成するために魅力的なレシピを考えたり、…

心の距離

「生徒だけで解決できることは、教員が教えないで生徒に任せよう」という授業方針が、「生徒と距離をおく」という意味にすり替わってしまうことがあります。最近、そういうお話をたて続けに耳にしました。生徒同士の協働を促進したい、という思いは、よくわ…

『学び合い』信者

最近、Facebookで「『学び合い』信者」という言葉を目にしました。それに対して、ある方が「信者と支持者は違うんだよなぁ」と言っていました。まずはここでいう「信者」という言葉を、「信仰をもっている人」という意味から区別しておきましょう。当たり前…

歯医者で口が開けるか

口を開ける不安 以前、ホワイトボード・ミーティングの講座で、ちょんせいこさんがこんなことを言っていました。 歯医者で、何の説明も受けずに、口を開けられるか? 「無防備な状態にどれだけ耐えられるか」という比喩です。 その時に私と一緒にいた人は、…

いきなりガンダーラ

洗練されたシンプルな形態に憧れる気持ちはよくわかります。私もそうです。 極力シンプルな方がよい。 そりゃそうです。わかってます。しかし、ケースバイケースなのです。 目の前の生徒の実態をよく見ましょう。きちんと粘り強くやれば、シンプルな形態に至…

玉ねぎは溶けてなくなる

この夏はいろいろな本を読もうと思っているのですが、目下読んでいるのはこの本です。『学び合い』×ファシリテーションで主体的・対話的な子どもを育てる!作者: 阿部隆幸,ちょんせいこ出版社/メーカー: 学事出版発売日: 2017/08/28メディア: 単行本(ソフト…

梅雨の古文文法

勤務校はジャンルとしては専門高校に属しています。ひどく偏狭な理解ではありますが、わかりやすくいうと、いわゆる「理系」の学校です。そのため、国語の単位数は最低限しかありません。現代文分野と古典分野のバランスには気を遣います。いまようやく、古…

鏡を見る

「あの服、可愛い」「あんなカッコいい服が着たい」といって服を選んでいるうちは、お洒落にはなりにくいと思います。まして「あのブランドの服がほしい」という人は、かえって残念な結果になることが多いのではないでしょうか。 服と、それを着る人とは、切…

役割分担

6人の班でやるんだから、1人でやるより6倍の成果が出ないとおかしいよね。 (ホントは6倍以上になるけど) ある程度の役割分担は構わないけど、「自分の仕事はコレ」というより、6人で一つの仕事をしてると思ったほうがいいよ。そんなことを語りました。

コストがかかる

今年度初めて、放課後に保護者に来校していただいてお話をする機会がありました。 僕のクラスではありませんが、今年度初めて(つまりこの学年で初めて)のことだったので、僕も懇談が終わるまで残りました。一応、コーディネーターでもあるので。 結局、19時3…

特にない

「教員は教えない」という点については、こんな伝え方をしています。 「私にしてほしいこと」 「私じゃないとできないこと」 「私がしたほうがよいこと」…が、あれば、遠慮なく言ってください。教員も皆さんの道具の一つです。特になければ、私からは何も言…

目的と手段の循環構造

学校観 『学び合い』の「学校観」は、その時々によって細かな文言に違いがありますが、核心は次に挙げるポイントだということができます。 「多様な人と関わる」ことを手段として、自らの課題を解決する。 解決したことによって、「多様な人と関わる」ことが…

「知識・理解」と「AL」

次期学習指導要領では「何を学ぶか」だけでなく、「いかに学ぶか」についても言及されています。 おなじみ「主体的、対話的で深い学び」(アクティブ・ラーニング)です。ALと聞くと、なんとかシンキングを取り入れるとか、なんとか法で発表するとか、目に見え…